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外装塗装リフォームの工程④

■屋根の縁切り

屋根の場合、もし塗装が2回目以降であれば、屋根材と屋根材の隙間が埋まってしまうと、そこに毛細管現象が起こり、雨漏りの原因になる可能性があります。そのため、屋根の隙間にはタスペーサーを入れてから、中塗り・上塗りと進めていきます。

*縁切りとは?タスペーサー工法と従来の工法の違い

縁切りとは、コロニアルやカラーベストといった薄いスレート系の屋根材の繋ぎ目の隙間が塗料により塞がるのを防ぐために隙間をいれることをいいます。縁切りには、縁切り工法とタスペーサー工法があり、どちらも縁切りと呼ばれます。

新築後1回目の塗装では、繋ぎ目の隙間もまだあり、塗装しても塞がらない場合は縁切りをしなくても大丈夫といわれる場合もあります。2回目以降は、繋ぎ目の隙間に前回までの塗料が残っていて、そこに再度塗装をすることで隙間が埋まってしまうことも多くなるため、縁切りは必須になります。

ただ、最近ではタスペーサー工法が普及し作業も楽になってきたので、1回目の塗装でもタスペーサー工法で縁切りした方が確実です。

私個人としては、屋根の2回目以降の塗装自体あまりお勧めできないと思っていますので、そういう場合はカバーリングや葺き替えも含めて検討される方が良いと思います。

写真はイメージで

*タスペーサー工法

タスペーサーとよばれるものを屋根と屋根の間に挿入して隙間を確保することによって、塗料の厚みで隙間が埋まってしまうのを防ぐ方法です。屋根の劣化の度合いによって使用するタスペーサーのタイプが異なります。

従来の縁切り工法の問題点を克服した現在は主流の工法になります。

従来の縁切りでは、スクレーパーやカッターなどを使って、塗料が固まった後に削ることで隙間を確保するという方法なので、

・隙間を確保しても塗料によって再び密着してしまうことがある。

・削った部分が傷む。

・時間がかかる。(約100㎡の屋根で、1~2日)

などの問題がありました。それに対してタスペーサー工法では、

・塗装前に設置するので、塗装に傷をつけない。

・作業が早い。(約100㎡の屋根で、2~3時間)

といった特徴があり、100㎡の屋根では約1,000個のタスペーサーを使いますが、人件費と併せて比べた場合、決して費用的にも高くなるということもありません。

さて次回はいよいよ中塗り・上塗りからお引渡しまでです。

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外装塗装リフォームの工程③

■外壁、屋根の下塗り(シーラー、フィラー)

下塗りとはシリコンやフッ素というような上塗り塗料の前に塗って、上塗りの塗料との密着を良くするという役割があり、シーラーやフィラーと言われます。見積もりにおいて「3回塗り」と書かれている場合、このシーラーやフィラーが1回目の塗装になります。

*下塗り塗料(シーラー、プライマー、フィラー)の違いと重要性

下塗り塗料は、外壁や屋根などの塗装面に一番最初に塗る塗装になります。業者によっては下地処理に含める場合もあるようです。下塗り塗料は、中・上塗りの密着性を良くするために、塗装面を整える役割を持つ塗料で、代表的なものとしてプライマーとシーラー、フィラーがあります。

人によっては薄く塗るのがシーラーで厚く塗るのがプライマーとか、水性がシーラーで溶剤がプライマーということがあるようですが、実は決まった定義はありません。一般的には、プライマーとシーラーは同じと考えていいと思います。ここではまとめてシーラーということにします。

しーらーは、中・上塗り塗料と塗装面の密着性を高める役割があると説明しましたが、上塗りに使う塗料には密着性がなく、そのためシーラーが両面テープのような役割をするのです。

また、傷んでいる塗装面は塗料を吸い込んでしまう性質があるため、シーラーをたくさん吸収させ、塗装面の吸い込みを止める役割もあります。このような場合、通常1回だけ塗ればよいところを2回塗る必要が出てきたりもします。

もし吸い込みが止まっていない状態で中塗りしてしまうと、塗装面にシーラーがきちんと塗られていない状態で塗装するようなイメージになり、密着性や耐候性に問題が出てきてしまいます。

シーラーには水性と油性があり、劣化の状況や以前塗られた塗料などに合わせて選びます。また油性のシーラーの上に水性の上塗り塗料を塗っても問題はありません。

塗料によって、下地の状態が良ければシーラーはいらないと書かれたものがあり、コストを下げるために業者の中にも下塗りを省いて見積りを出してくる場合がありますが、そこまで下地が良い状況ではそもそも塗装をする必要がありません。

塗装工事を行う場合は、必ず下塗りが必要だと考えて間違いはありません。

写真はイメージです

*フィラーとは何?

フィラーというのは、モルタルの外壁材にヘアクラックがある場合や、下地に凸凹や段差などの不陸がある場合に、平滑にならすために使われる下塗り塗料です。フィラーは、厚く塗る必要があるため、通常使うウールローラーと比べて塗布量が2~3倍になる砂骨ローラーを使うことが多くなります。

フィラーには水性タイプしかなく、下地の劣化が激しい場合は、シーラーを吸い込ませてからフィラーを塗る場合もあります。

また、微弾性フィラーというものもあり、これはモルタルの外壁材に使う下塗り塗料で、シーラーとフィラーを合わせた機能があります。ヘアクラックがある場合はこのタイプの下塗りが最も使われるものです。微弾性フィラーも厚く塗らなければならないのは同じなので、やはり砂骨ローラーを使います。

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外装塗装リフォームの工程②

■養生

塗装工事でいう養生とは、窓、サッシ、外構(エクステリア)、植物、車など塗料が付着してはいけないものに、ビニールやテープ、マスカーを使って保護することです。また、窓枠などは真っすぐ隙間なく貼ることで、塗装の仕上がりも綺麗になります。(お客様にも車や自転車植木鉢などを移動していただいたり、水まき用のホースや如雨露(じょうろ)を片付けていたければ大変助かります。)

ひとつの目安ではありますが、養生をしっかりと行う業者は優良で信頼できるケースが多いと思います。

「足場メッシュシート」も養生の一つですが、ここでいう養生は「開口、窓回り、床等および付帯物の養生」です。

写真はイメージです

■肌合わせ、鉄部さび止め、ケレンなど

肌合わせとは、下地補修でクラックを補修した場合に凸凹にならないように塗装面を平らにする作業のことです。

さび止めとは、金属が錆びないようにその表面に塗る塗料のことです。金属を塗装する際の「下塗り」という工程で使用される塗料と同一です。さび止めを塗らずに、中・上塗りをすると直ぐに剥がれてくる可能性があるので注意が必要になってきます。

*なぜ錆はできるのか

鉄は、大気中の水分と酸素に触れることによって酸化して腐食します。これが酸化鉄=錆です。水も酸素も自然界に普通に存在するものですから、何もしないでおけば、時間の経過とともに酸化が進行し錆びるのは当然と言えます。

さび止めのタイプとしては、油性さび止めとエポキシ樹脂系さび止めがあります。

油性さび止めは膜厚が厚く防錆性には優れますが、乾燥に時間がかかるため作業性に劣り、現在はほとんど使われません。

エポキシ樹脂系さび止めはエポキシ樹脂にさび止め顔料を入れたもので、耐水性、密着性、耐久性に優れており防錆効果も高くなっています。浸透性があるので素地の内部に入り込み、補強する効果もあります。

ただし、紫外線に弱いという弱点があるので、上塗り塗料で対策を講じる必要があります。同じエポキシ樹脂系でもメーカーによって種類も多くその性能にも幅があるので、業者は地域性や季節や気候に応じて使い分けています。

ケレンは、ヤスリや電気工具を使い、スチール製屋根や階段に使われる鉄部の汚れやさび、古い塗膜を落とす作業です。ケレンは鉄部以外にも木部などでも行います。また、塗料の密着性をよくするために表面を傷つける作業を目粗しといいます。一般的にケレンといえばこの目粗しも含まれます。

*ケレンの種類と価格

ケレンは劣化の程度により作業内容が変わります。種類としては以下の4通りがあり、数字が増えるほど劣化が少ないときに行うケレンなので費用も安くて済みます。

・1種ケレン・・・・・一般住宅ではやらない

・2種ケレン・・・・・使用道具 ワイヤーブラシ、ワイヤカップ、ディスクサンダー

           作業内容 かなり錆が酷いときに実施。電動工具使用。既存塗膜もすべて除去。

・3種ケレン・・・・・使用道具 ワイヤーブラシ、スクレーパー、ケレン棒

           作業内容 最もよく行われる。手工具と電動工具併用。錆びていない既存塗膜は残す。

・4種ケレン・・・・・使用道具 紙ヤスリ

           作業内容 最も状態が良い場合に実施。手工具のみで行う。

この中で、4種と2種ではその工事単価が5~10倍も違います。仮に屋根面積100㎡で仮定すると、工事代金で100,000~200,000円の差が出てくる可能性があります。

写真はイメージです

このため、どんなに遅くても3種ケレンで除去できる程度の劣化具合で塗装することが推奨されます。錆が多ければ多いほどその除去は難しくなり、しっかり除去できない場合は耐久性も間違いなく落ちてしまいます。

最近よく耳にするガルバリウム鋼板(GL鋼板)製の屋根は、塗料をはじきやすい素材です。そのため塗り替えを実施するときは2種ケレンでしっかり塗膜を除去する必要があります。言い換えるとガルバリウム鋼板の特性を消してしまうことにもなるわけです。

このあたりもよく頭に入れて、張替やカバーリングでのリフォームも含めて、どういうリフォームが一番家に適しているか検討することが重要になってきます。

次回はいよいよ下塗りです。

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お客様に喜んでいただけるということ。

お気軽に無料の個別リフォーム相談をしませんか?

リフォームのすぷりんぐを立ち上げた直後から行っているサービスに、『リフォーム相談定期便』というものがあります。

定期というと何だか仰々しい感じもしますが、要は1年に1回時期を決めて、リフォームの無料個別相談をしますよというものです。

残念ながら申し込んでいただいているのはまだ数軒で、私のPR不足の表れと反省しています。

その中で、先日相談月を9月に設定していただいていた、東区にお住いのI様へ初めてのリフォーム相談をさせていただきました。

I様のお宅は築約15年の2階建て戸建住宅です。

お子様も大学生と高校生のお嬢様ということもあり、特に家の傷みが激しいという箇所も見当たりません。

強いて気になる部分をお聞きしたら、玄関ドアに白錆が出始めているのでどうすればいいか教えて欲しいとのことでした。

白錆と言ってもまだ小さな斑点が何カ所かに出始めているといった状況で、すぐに塗装するとかドアリフォームを考えるという状況ではありませんでしたので、「来年また様子を見て相談しましょう。ただまだまだ心配なさるような状態ではないですよ。」とお話をして、I様も安心されたようでした。

結局、リフォームに関する話はそれくらいで、あとは1時間ほど子供の話やコロナ禍の過ごし方など世間話をして帰ってきました。

帰り際に、ご主人様から「何も頼むことが無くてすみませんでした。」と言われましたが、それと一緒に「プロの方にちゃんと見ていただいて大丈夫と言われたので、また1年安心して暮らすことができます。ありがとうございました。」と仰っていただき、こちらも胸に熱いものがこみ上げてきました。

そういってお客様に喜んでいただけることが、この仕事をしていて一番のご褒美です。

玄関ドアの写真も撮り、来年またその写真と比較することで進行状態なども判るでしょう。

写真はイメージです

安心して暮らしていきたいとお考えの方は、是非一度すぷりんぐの『リフォーム相談定期便』についてお問い合わせください。

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外装塗装リフォームの工程①

今回は外装を塗装でリフォームする場合を順を追って説明していきます。

少し長くなるので、数回に分けてアップしていくことにします。

例えば延床30坪の家を丸ごと塗装リフォームする場合の施工日数は10日~15日ほどが平均的です。工程については、細かい箇所は業者や地域で異なることもありますが、仮設工事(足場)⇒下地の確認⇒高圧洗浄⇒養生⇒錆止め・ケレン⇒下塗り⇒中塗り⇒上塗り⇒付帯部⇒確認・清掃・養生撤去⇒施主立ち合い確認⇒仮設(足場)解体⇒引き渡し、というのが標準的です。作業によっては同時進行になる場合もあります。

それではそれぞれの工程について、詳しく説明していきます。施工期間の天候や実際の家の状況などで工事日数が延びたり、多少工程が変わることもありますので注意してください。

ただし、高圧洗浄をしないとか、下塗りをしないというような場合は、正しい程ではないことが考えられるので確認した方がいいでしょう。

■仮設工事(足場・メッシュシート)

足場をしっかり組み立てないと、足元が安定しないので作業自体もやりにくくなります。また、強風などで倒れると、隣家を傷つけたり、通行人に怪我をさせる恐れもあります。そのため1日の工程を取ってしっかり足場を組みます。その際には大きなハンマー音が出るので注意しましょう。

足場と一緒に、メッシュシートも取り付けます。これは、高圧洗浄の水や塗料が飛び散らないように保護するものです。

写真はイメージです

■下地の劣化状況の確認と補修

高圧洗浄を行う前に下地の状態をチェックします。問題がある場合は補修をしてから次の工程に移ります。よくある劣化はクラックなどですが、下地の状態を確認しないまま高圧洗浄をしてしまい壁が壊れた、というトラブルも実際に起こっています。

また外壁が窯業サイディングでシーリングを先打ちする場合は、この時点でシーリングの補修を行います。

■高圧洗浄

高圧洗浄で、外壁や屋根に付いた汚れや古い塗装を落とします。その後しっかり乾燥させるために最低でも1日は置きます。しっかり乾いていない状態で塗装すると、剥がれなどの原因になるためです。

高圧洗浄は、外壁や屋根に付着した埃、コケ、チョーキングの粉などを綺麗に除去するために、専用の洗浄機で水を噴射して汚れを落とす作業ですが、洗い流すというより外壁や屋根の表面を薄く削るイメージです。

その水圧は80~150気圧くらいです。そこまで汚れていない場合は80~100気圧、汚れが激しい場合は120~150気圧程度で噴射します。ガソリンスタンドなどにある洗浄機の2倍くらいの強さといえば解りやすいでしょうか。

水は基本的にお客様の家の水道を使わせていただきますので、水道代はお客様負担となります。また、雨の日でも問題なく作業ができます。

水圧がかなり高いというお話をしましたので「外壁や屋根にダメージを与えてしまうのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、通常の外壁、屋根であれば問題はありません。ただし前述のように外装の内部まで激しく劣化しているような場合は、水圧で崩れてしまうようなことも考えられるので、洗浄前には状態をしっかり確認するのです。

万が一状態が良くなく、高圧洗浄に耐えられないと判断される場合は、塗装ではなく張替やカバーリングなどでリフォームする必要があります。

写真はイメージです

次回は『養生』について説明します。

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屋根リフォームのカバー工法に下地作りは必要か?

既存の屋根はどういう作りになっているのか?

屋根リフォームで金属を使ったカバー工法のお見積りを出した時、よく聞かれるのが『下地コンパネ 12(9)㎜』『下地ルーフィング』という見積もり項目に対して、「既存の屋根を残してカバーするのに、またその上に下地を作る必要があるのですか?」ということです。

金額もそれなりにするので、これが無くてもいいのなら随分と安くなると考えるのも当然です。

また実際に既存の屋根に『直留め』で見積もりを出してくる業者さんもいるようです。(昔は多かったと思いますが、最近はちゃんと下地を作る見積もりを出す業者さんが増えているとは思います。)

少しでも安い方が良いのは当然ですから、「本当に必要なの?」と思われるのでしょうが、当社は基本的には下地作りからの見積もりを出させていただいております。

その理由は既存の屋根がどういう作り(納まりといいます)になっているかを知る必要があります。

金属での屋根のカバーリングで最も多い既存の屋根はカラーベストやコロニアル、フルベストといった、彩色石綿板と呼ばれる屋根材ですので、この屋根材を例にとってご説明します。

まずその下地は野地といって、元々の屋根の形を形成する部分でコンパネという合板で貼られることが多いです。その厚さは9㎜、12㎜、15㎜といった厚みです。その上にアスファルトルーフィングという防水紙を敷き、屋根材である彩色石綿板を留めつけていきます。

野地板が一番厚いものだとして15㎜、ルーフィングは1㎜程度、彩色石綿板は5~6㎜といったところですから、全部足しても22~23㎜程度です。

それに対して彩色石綿板を留める釘は32㎜あります。

つまり屋根裏に入り屋根の裏側を見れば、釘の先端がたくさん出ていることが分かります。

彩色石綿版の納まり図

実際には留め付けた屋根材に次の屋根材を被せていくので、釘の頭部分は屋根の表面に出ることはありませんし、ルーフィングも施工後に締まってくるので、新築直後に雨が漏るといったことはありません。

しかし年数が経ち、重なっている屋根材の隙間に小さなごみや埃が入って、『毛細管現象』といわれる水の吸い上げが起こったり、ルーフィングの劣化で釘とルーフィングの間に隙間が空いてきたり、そうやって入ってくる僅かな水が徐々に野地板にダメージを与えていき、最後には居室まで雨水が落ちてくることになります。

彩色石綿板自体にヒビや割れがあれば、当然症状の進行は早まります。

イラストはイメージです

もし雨漏れが原因でリフォームを検討しているのであれば、そのまま新しい屋根材を被せることが危険なことは容易に想像できると思いますし、屋根の構造を知れば現状は雨漏りがなくても気になりますよね。

不陸を拾いやすい金属屋根

もう1点当社が下地を作ることを基本としている理由に、『不陸(凸凹)を調整する』という意味があります。

屋根面はできるだけ勾配(屋根の傾斜)に沿って水平であることが求められます。

しかし、最も目につく屋根材自体は重ねて施工しますし、製品そのものにも段差や模様があるので、決して水平とは言えません。

その上に新しい屋根材を被せるので、施工する面はできるだけ水平にしてから施工する必要があります。

また金属の外装材(屋根だけではなく外壁もそうです)は下地の不陸を拾いやすいという性質があります。

せっかくの新しい屋根なのに最初から見た目が凸凹ではイヤですよね。

そんな理由から、屋根をカバー工法でリフォームする際は下地作りは必要な工程なのです。

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信頼できるリフォーム業者の選び方

どうやって見つけるか

このコラムでも私がよく「信頼できるリフォーム業者を選ぶことが重要です。」と書いていますが、先日友人から、「それはよく解るのだけど、実際にどの業者さんが信頼できるのかを選び出すのは難しい。どんな方法があるのか?」 と聞かれました。

確かに知識や経験もない人が、ネットや紙媒体の情報だけで信頼できるリフォーム業者を見つけることは困難だと思います。

そうなると例えばテレビコマーシャルや街中の広告などでよく見聞きする大手メーカーの名前が冠に付くような業者に頼んでしまう気持ちも分かります。

もちろんそういう業者でも良い業者はたくさんあります。

ただ以前も書きましたが、リフォームはお客様と業者の『相性』が大きく影響します。

リフォームしようとする人が、何を一番に望んでいてどういう使い勝手にしたいのか。それをきちんと聞き取って形にできる業者が、相性がいい業者と言えます。

これはどちらかというと、お客様自身だけが感じる【肌感】のようなもので、同じ業者でも違うお客様から見ると相性が合わない、なんていうこともあるものだと思っています。

こうなるとますます難しいような気がしますよね。

ではこんな考え方はどうでしょう。

私がコラムの中でよく書く話に「リフォームはメンテナンスの役割も重要、だから長く付き合える業者選びを。」というものがありますよね。

「信頼できる業者選び」と同じような話じゃないの? と思われるかもしれませんが、ニュアンスとしては複数回のリフォームを何年かに渡って頼むことができる業者という意味合いが強くなります。

まずはあまり金額のかからない小さなリフォーム、例えば蛇口の交換や雨樋のちょっとした補修、門扉の塗装など普段から気にはなっているけどそんなに高額にならないリフォームをこれはと思う業者に頼んでみるのです。

リフォーム金額の高い安いで仕事への姿勢は変わらないものです。よしんば対応が変わるような業者であれば、次から仕事を頼まなければいいのです。

こうやって【小さな工事】をひとつふたつ頼んでみて、相性が合う業者かどうかを見つけていく方法はどうでしょうか。

写真はイメージです

トータルリフォーム店や工務店に頼むか、職人に直接頼むか

これもどちらがいいのか結構悩むところではないでしょうか?

もし職人さんに昔からの知り合いがいるのであれば、その職人さんのこともよく判っているのでしょうから、直接頼まれてもいいと思います。

でもそういう職人さんがいないのなら、トータルリフォーム店や工務店に頼むことをお勧めします。

何故なら、職人さんたちはそれぞれの領域の仕事のプロたちです。

ということは、水回りの職人さんに次は屋根の修理を頼む、なんてことはできないわけです。

また価格的にも職人さんから一般のお客様へ提示する価格と専門業者へ提示する価格には結構な差があります。

職人さんたちも専門業者から仕事をもらうことが多いので、同じ価格で一般のお客様から工事を請けると専門業者からの仕事に影響が出てしまうのです。

ですから直接職人に頼んだからといって、極端に安くできるわけではありません。

そうであれば前項でお話ししたように、一つのリフォーム店や工務店と付き合っていく方が、長い目で見れば得策であると思います。

写真はイメージです

まずは当社の『リフォーム相談定期便』で、年一回の無料個別リフォーム相談をやりませんか?

実際にリフォーム工事をしなければ、一切費用はかかりません。もちろん見積もりだけならこれも無料です。

当社がお客様にとって【相性にいい業者】かどうかを計るにもうってつけですよ!!

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リフォームの価格の話

新築とリフォームは違う。

私の知り合いで、この『リフォームよもやま話』のブログもよく読んでくれている人が、

「すぷりんぐはホームページに、値段も載せてくれるといいんだけどなあ。」

と話をしてくれました。

確かに価格が載っていた方が検討しやすいでしょうし、そういうホームページを創っている会社もよく見かけます。 

新聞の折り込みやダイレクトメールなんかにも、<屋根葺き替え ㎡あたり 〇〇万円から>とか、<今なら△△万円

で素敵なシステムキッチンに> などと謳っているものもありますね。

でも実際に頼んでみると、チラシの値段よりも高い見積もりになったとか、追加の施工があるのでその分料金がかかると言われた、なんていう話もよく聞きます。

以前「リフォームって」という記事の中でも書きましたが、新築は寸法通りに仕上げていく作業がほとんどですが、リフォームはまず既存のものを解体したり撤去したりして、図面がほぼない状況の中で製品を納めて(設置したり、施工して完成させていくこと)いかなければなりません。

むしろリフォームの部位によってはこの解体の方が手間や時間がかかったりすることも多いのです。

そのためにすぷりんぐでは必ず現場調査を行ってから見積もりをお出しするようにしています。

新築は作業内容や作業量が最初から分かっていることがほとんどですが、リフォームはきちんと調べなければどのような作業が必要でどのくらい手間がかかるか分からない、ここに大きな違いがあります。

あってはならない手抜き工事。

最近は真面目にリフォームに取り組む業者さんがほとんどですが、私が見てきたリフォーム現場ではこんな例もありました。

営業マンが自分の成績を上げるためなのか、随分と安くリフォーム工事の契約を取ってきたのですが、実際に施工する職人が現場を見てみるととてもそんな値段ではできません。しかし営業マンはもう契約してしまったので、この価格で施工してくれの一点張り。その職人は仕方なく『見栄えだけ』は体裁を整えて・・・。

これはあってはならないことです。

これではお客さんはたまったものではありません。

しかし残念ながら本当にあった話です。

写真はイメージです

何が問題だったのか?

価格がすべてにおいて先行してしまうと、時にこういうことが起きてしまうのです。

見積もり無料は、もちろん現場調査込み。

今はほとんどの業者さんが「見積もり無料」を謳っています。

その時に確認して欲しいのが、現場調査をきちんと行った後の見積もりまで含まれるかどうかです。

取り敢えずの見積もりで契約して、その後に現場調査を行って追加料金が発生するなどということがないことを確認したほうがいいと思います。

また見積もりの項目もよく確認して、どういう作業が入っているかよく聞いてから契約するかどうか決めるべきです。

「一式」で表す作業が多かったり、酷いときは「リフォーム工事 一式」で見積書を作ってくるような業者はお勧めできません。

因みに当社は現場調査後の見積もり提示ですし、そこまではもちろん無料です。

その後に他社との比較や予算との相談で契約できない場合も遠慮なく言っていただいて結構です。

見積内容もお尋ねいただければ、きちんとご説明いたします。

ここまでの話でホームページに価格を載せることが難しい理由はお判りいただけたでしょうか。

でもせっかくそういうアドバイスをいただきましたし、冒頭書いた通り価格があったほうが検討しやすいのは確かでしょう。

どのように価格を提示させていただくのがいいか、もう少し考えさせてください。

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新潟の屋根リフォームは最強?

大手ハウスメーカーも、新潟をテスト地域にする

屋根のリフォームについては、いろいろと書いてきました。

しかしもう一点お知らせしておきたいことがあります。

それはこの新潟という地域性。

日本の全国展開しているような規模のハウスメーカーやビルダーと言われる企業は、新しいタイプの住宅や建築材料などを上梓(市場に出すこと)する時、多くは試験棟と言われるものを建てて調査したり改良したりします。

その中で試験棟を建てる地域として選定されることが多いのが、北海道と新潟です。

理由は明白、気候等の条件が厳しいからです。

新潟市内はさほどでもありませんが、上中越に行けば日本でも有数の豪雪地帯がありますし、その雪の特徴は水分が多く氷になりやすく、更にはそのせいで重いということです。屋根にとっては非常につらい雪と言えます。

逆に夏はフェーン現象などで気温が高く、冬の季節との寒暖差が非常に大きくなります。

写真はイメージです

また屋根にとってもう一つの難敵が「酸性雨」です。資料によれば新潟はこの酸性雨の強さも全国トップクラスのエリアになっています。

住宅も沿岸地域に多く、これは海の潮の塩分の影響を受けやすく、最近では「黄砂」の影響も強く受ける地域の一つです。

だからこそ、大手ハウスメーカーが新潟に試験棟を建てて、強度や対候性を測ったりするのです。

よりメンテナンスの重要性が

当然これらの過酷な条件は、ハウスメーカーの試験棟だけに当てはまるものではありません。

一般住宅の屋根もまったく同じ条件下な訳です。

屋根に限らず既存部位の傷みが酷ければ酷いほど、リフォームは手間も食いますし、難しい施工を強いられることも多くなってきます。

こんな地域の屋根リフォームに携わる屋根職人たちは、最強の屋根職人軍団と言えるかもしれません。

北海道も試験棟は多いのですが、実は北海道は「陸屋根」とか「無落雪屋根」と呼ばれる屋根形状が多く、屋根の仕事は屋根屋さんよりは「防水業」の仕事の範疇になることも多いのです。

ですからやはり新潟の屋根職人は最強ですね。

しかしいくら最強の職人たちがいるからといって、彼らが屋根の仕事をするときはいつももうボロボロでは大変です。

厳しい地域だからこそメンテナンスをしっかり行っていくべきです。

写真はイメージです

これは屋根だけに限った問題ではありません。皆さんが快適に気持ちよく生活していく上では、住まいのメンテナンスは絶対に必要だと認識してください。

結果それが住まいを長く持たせることになり、最終的なコストも安く済むのです。

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屋根のリフォームの話

お客様の要望をどう聞き取って理解するか。

もうずいぶんと前の話になりますが、あるハウスメーカーの営繕部隊からの依頼で、屋根をリフォームしたいというお客様の対応をしました。

既存の屋根は彩色のスレートの屋根です。

経年でかなり色落ちが目立って、重なり部の一部では苔も生えてきている状況でした。

写真はイメージです

お客様としては、一番のリフォーム理由が「見栄えを綺麗にしたい」ということで、塗装のご要望で打ち合わせに入りました。

しかし実は、打合せの最初に「瓦に変えたい。」というお話があったのです。しかし勾配(屋根面の角度=緩いほど使える屋根材が限定される)からも、重量(瓦にすると彩色スレート板の約3倍の重量になる)からも、瓦は使えないというご説明をしました。

それで塗装でということになったのですが、その後も「やっぱり瓦は使えませんかねえ。」とか「軽い素材でできた瓦はありませんか。」など、瓦を諦めきれない様子が窺えました。

私はいったん塗装での打合せをやめて、お客様が本当は何を求めていらっしゃるのか探ることにしました。

「お仕事から帰ってこられて家に近づいてきた時、どんな印象を持ちますか?」

「ご近所の屋根で一番いいなと思うのはどのお宅の屋根ですか?」

「外壁はどんな風にしたいと思っていますか? それとも今のままでいいですか?」

などなど。

お客様自身も見えていなかった潜在的な要望。

そんな直接はお客様のお宅のリフォームに関係ない話を、本当に世間話も交えて2、3回したのち、次の打合せで私はあるメーカーの金属系の屋根でのカバーリングを提案しました。

I社の金属系屋根材

打合せの中で私が感じ取ったのは、色褪せや色落ちと言った色絡みの問題よりももっと段差(または陰影と言ってもいいかもしれません)のはっきりした形状の屋根を望まれているということでした。

もちろん瓦は前述の理由で使えないことは変わりません。それに対してその金属屋根は勾配では横葺きの屋根材の中では最も緩勾配に対応でき、重さも彩色スレートの半分以下、瓦との比較では何と1/6程度です。

そのためカバーリング工法(既存の屋根材を残したまま、その上から新しい屋根材を被せて仕上げる工法)も使えて、工期も予算も抑えることができます。

そして何より瓦ほどの厚みはありませんが、軒先側から見た段差が12~14㎜あってスレートの屋根よりはかなり立体感があります。

お客様にその金属屋根のカットサンプルを組み合わせてお見せしたり、実際の完成写真などを見ていただいたりしてすっかり気に入っていただきました。

イニシャルコスト(その時点でかかる工事費用)は塗装より1.5倍以上かかりますが、塗装は5~8年くらいで再塗装が必要になりますし、屋根においては複数回の塗装はあまりお勧めできません。

金属屋根は10~15年は塗膜が有効ですし、屋根材としての機能で言えば25~30年は十分に発揮します。

つまりランニングコスト(その時点の工事費用+将来的なメンテナンス費用)を考えれば、お得な場合もあるということです。

お客様は金属屋根についての知識は、瓦棒 ※写真参照 タイプの形状や「金属=トタン=錆びやすい」だったようで、このような金属屋根があることはご存じなかったようです。

瓦棒屋根

打合せの中でお客様が要望されている潜在的な部分を汲み取ることができたので、本当に喜んでいただけるリフォーム工事ができました。

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