コロナ禍におけるリフォームへの意識
コロナ禍だからこその意識も
コロナ禍におけるリフォームに関する意識調査によると、「あなたがリフォームしようと思うきっかけは何か?」と複数回答可能の条件での質問に対して、「老朽化が気になったから」と回答した人が半数以上の約53%を占めたそうです。
この回答はまずは妥当だと思いますが、注目すべきは「テレワークの空間をより快適に過ごしたいから」が約30%で2位、「外出自粛のムードがあるうちに家を綺麗にしたいから」が約20%の3位にランクインしたことでしょう。
阪神や中越、そして東日本で発生した震災直後には、必ず「耐震性に不安があるから」や「省エネ化したいから」といった理由が上位にきていたのですが、今の時期はやはりコロナの影響が根深い結果になっています。
次に「リフォームしたい箇所はどこか」という質問に対しては、「リビング」と回答した人が約40%で最も多く、次に「トイレ」(約38%)、「キッチン」(約35%)、「洗面所」(約32%)、「自室」(26%)と続いています。
ここでも「リビング」や「トイレ」、「自室」といった自分自身や家族のプライベート空間へのリフォーム意識が高くなっている点は、やはりコロナ禍の影響だと思われます。
「コロナ禍の現在、住宅のリフォームについてWEBでの情報収集にじっくり時間をかけることが多くなったと思うか」という質問に対しては、「そう思う」と回答した人が全体の約40%で最も多く、「かなりそう思う」(約15%)と合わせると約55%で、「そう思わない」と「まったくそう思わない」を合わせた約35%を大きく上回っています。
ここにもおうち時間が増えたことやテレワーク等で使える時間が増えたことなどが影響していることが窺えます。
やはり難しいリフォーム会社選び
次に「リフォーム会社を探す際に悩んでいることは何か」をやはり複数回答可能の条件で質問したところ、「どのように比較して選べばよいか分からない」「自分の想定通りになるための予算が分かりにくい」「本当にその会社でいいのか不安になる」と回答した人がそれぞれ40%を超えています。
次に「各社の違いが分かりづらい」(約36%)、「会社が多すぎて、選ぶのが難しい」(約30%)と続き、「特に悩みはない」と回答した人は14%ほどに留まりました。
その他少数意見としては「適正価格が分からない(65歳)」「悪徳業者でないか心配(47歳)」「相見積もりが取りにくい(59歳)」「同じ商品でも会社によって価格が違うので会社選定が合っているのか不安になる(53歳)」「依頼した内容がちゃんと伝わるか心配(48歳)」といった声が寄せられています。
この結果を見ても、やはりリフォーム会社を選ぶのは難しいと考えている人が多いことが分かります。
この悩みに少しでもヒントになり解決に向かうアドバイスになればと思って、このリフォームよもやま話のブログを続けているのですが。
たくさん話をして、信頼できるリフォーム会社を選んで欲しい
会社であれ、個人であれ、相手を理解して信頼できるようになるまではたくさん話をすることが必要だと思います。
あまり話もしないで友達になるなんてことはないですよね。
前段で回答した皆さんの悩みのなかでも、たくさん話をすることで解決することがいくつもあります。
悪徳業者かどうかも会話の量が多ければ多いほど見分けやすくなりますし、何故同じ商品で価格が違うのかも聞けるようになると思います。会話が多ければ当然依頼した内容もきちんと伝わると思いますし、何よりその確認だってできます。
当社の『リフォーム相談 定期便』は、まず会話をしていくことを目的とした取り組みです。その会話の中で、【リフォームのすぷりんぐ】がどんな会社なのかを感じ取ってください。
参考出典 : 全研本社「産業動向」