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屋根リフォームの基礎知識②

前回は屋根リフォームの中で最もポピュラーな塗装についてお話ししました。

今回は「重ね葺き(カバー工法)」と「葺き替え」についてご説明します。

「重ね葺き(カバー工法)」は、既存の屋根を撤去することなく新しい屋根材をかぶせる工法で、下地はそれほど傷んでいないけれど屋根材の傷みが激しいとか、屋根の見た目を変えたいといった場合に有効な工法です。葺き替えと比べると工期も短く、廃材も少なくて済むので費用を抑えることができます。また屋根が二重になるので、遮音性や断熱性もアップし、外観的にも一変します。

ただし、屋根全体の重量が増加するので、「重ね葺き」に適した軽量の屋根材を選ぶことや、施工前に建物の強度や耐震性を確認する必要があります。

次に「葺き替え」ですが、屋根材や下地などを全面的に一新するリフォームのことを言います。既存の屋根をすべて撤去し、防水加工もやり直して新しいものに取り換えるので、どのような屋根材でも対応でき(ただし住宅自体の荷重基準をオーバーするような屋根材は使えません)、換気材や天窓を追加することもできます。建物の耐久性も向上させることができる工法ですが、工期日数がかかることと、場合によっては住みながらの工事ができないこともあります。

■「重ね葺き」や「葺き替え」は、屋根材の選び方がポイント

「重ね葺き」や「葺き替え」でポイントになるのは、どのような屋根材を選択するかということです。屋根材の「粘土系」「セメント系」「スレート系」「金属系」という4種類では性能はもちろん外観も大きく異なるので、それぞれの特長を知っておく必要があります。またそれぞれの屋根材には適応勾配もあるので注意が必要になります。

*粘土系

粘土系は、天然の粘土を高温で焼き上げた屋根材のことで、高温多湿の気候風土に合った古くから日本で使われてきた「和瓦・日本瓦・平板瓦など」のことです。耐久性も抜群で、塗り替えを行うことなく50~100年は十分に使うことができます。ただやはり下地のメンテナンスや補修は必要です。

釉薬を使って色付けした「陶器瓦」、渋い銀色の光沢がある「いぶし瓦」、ナチュラルな朱色が特長の「素焼瓦」などがありますが、粘土系の瓦は重量があるため、地震に対する防災・減災といった理由から利用は減少傾向にあります。

*セメント系

セメントと砂を原料にした瓦で、「セメント瓦」や「コンクリート瓦」などとも呼ばれ、海外発祥の洋瓦などもあります。「粘土瓦」のような厚みもあり重厚感もありますが、表面を塗装しているため、色褪せや変色があるので、塗り替えが必要な屋根材です。

ただし屋根については複数回の塗装はお勧めできないので、粘土系と同様減少傾向にあります。

*スレート系

薄い板状の素材で「人造スレート(化粧スレート)」と言われる、セメントに繊維を混ぜて強化したものが、一般的に住宅の屋根材として使われます。「カラーベスト」「コロニアル」「フルベスト」といった商品名は耳にされたことがあるのではないでしょうか。

最近ではガラス基材にアスファルトをしみこませた「シングル」という屋根材もよく使われるようになってきました。屋根材としては柔軟性が高く、いろいろな部位の形状にも追従できる利点もあります。

スレート系は他の屋根材よりは比較的安価で、住宅メーカーの新築物件の屋根材として好んで使われた時代があります。

*金属系

金属系の屋根材は、軽量かつ加工のしやすさが特長で、複雑な形状の屋根にも対応できます。金属屋根というと「カラー鋼板(鋼板に亜鉛メッキを施したもの、トタン)」や「銅板」が代表的でしたが、「ガルバリウム鋼板」という、アルミニウムを含有した亜鉛合板メッキの鋼板が市場に出てきて、従来のカラー鋼板の数倍の耐久性を持つ材料で屋根材が作られるようになり、リフォーム特に「重ね葺き(カバー工法)」では金属系の屋根材が使用されることが多くなっています。

いかがでしたか。屋根のメンテナンスの重要性を分かっていただけたでしょうか。

新潟の気候は日本の中でもとても厳しいんです。夏の暑さと冬の寒さの温度差が大きく、雪も水分を含んで重い雪です。そのうえ近年は酸性雨や黄砂といった新たな問題もあります。そんな新潟が僕は大好きだからこそ、新潟の屋根を守っていきたい!!

ちょっと大袈裟でしたか(笑)

次回は外壁リフォームについて書きたいと思います。

投稿日: | カテゴリー:リフォームよもやま話

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